一風変わった趣味・特技で面接官の注意を引こう

履歴書の趣味・特技の欄は最も個性が現れる部分です。
今回は今までセレクト・シェアが集めた履歴書の中から、
一風変わった趣味・特技をご紹介します。

 

断捨離 30代女性

これが趣味と言えるのかどうかビミョウです。
ちなみに応募していた職位は「人事担当」でした…。
人員削減を考えている会社なら、頼もしい存在になるかも。


 

漫才 20代、天津の男性

本人に確認したら「観る、聞く」のが趣味ではなく、「演じる」ほうでした。
郭徳剛をはじめ、天津は多くの漫才芸人を輩出しています。
日本でいうと大阪のような感じで、「笑いの都」とも呼ばれています。
いかにも天津人らしい趣味ですね。
上手い下手は別として、こういう趣味が書いてあったら、本人に会ってみたくなります。
会社の宴会の余興役として、ひとり採用しておいてはいかがですか。

 

「媒人になる」 30代女性

平たく言うと、友人に恋人や結婚相手を紹介するのが趣味ということです。
詳しく聞いてみると、これまで8組のカップルを成立させたことがあるそうです。
職種は総務・人事でした。
各部門と幅広く付き合い、人間観察力が必要な仕事なので、面接の時に好印象を残せたようです。

 

 

特技は「運転」、趣味は「ドライブ 40代男性

応募していた職種は「総経理付き運転手」。
仕事もプライベートも乗りまくってるんですね。

 

 

トレイルランニング 20代男性

履歴書によると、この男性は元空軍の軍人でした。
ちなみにもう一つの趣味は「UFOを探す」ことらしいですが、
怪しすぎるので書かないそうです。

 

化粧 20代女性

履歴書の写真はメイクも服装も、撮り方も完璧でした。
応募していた職種は営業アシスタント。
これが決め手となって、オファーがもらえたようです。

 

あまり印象のよくない趣味・特技

 

●アニメ・漫画

クリエイティブな仕事ならば好印象かもしれません。
ただ、あまりプライベートが充実している印象はありません。

 

●読書

「読書は当たり前」と考えいる面接官もいますので、
無趣味ととらえられる可能性もあります。
もし本当に読書が趣味であるならば、具体的に書いてもいいと思います。
30代の男性は「推理小説」が趣味だと書いていました。
たった二文字を加えるだけで、真実味が生まれ、人物像も見えてきます。

 

●旅行

これも読書と同じで、少し具体的に書くべきです。
例えば「海外旅行」とするだけで、見聞が広く、語学力が高そうなイメージになります。
20代の女性は「ひとり旅」と書いていました。
応募していたのは営業職。
行動力があり、どこにでも飛んで行ってくれそうですね。

 

これから仕事を探す人へ

皆さんは趣味・特技の欄になにを書いていますか?
面接の結果に直接影響しないものの
学歴や資格などとの基本情報と違い、
唯一自由に書ける部分です。
だからこそ、個性や人物を知るための鍵となります。

趣味をランニングと書けば、
規則正しく粘り強い性格の人だというイメージを与えることができるでしょう。
特技がパソコンの修理と書けば、
手先が器用で、機械に強そうだと重宝がられるかもしれません。


もし、面接官と趣味が同じなら、
面接の時の話が広がるでしょう。
先にも述べた通り、出来るだけ具体的に、
出来るだけ多めに(最低3~5個)書くといいと思います。

まず面接官の興味を引くことを前提にチャレンジしてみてください。